結局福祉ってよく分かんねぇや

福祉は自分で定義するものらしい

結局福祉ってよくわかんねぇや

信頼関係!支援者のコミュニケーションで大切な4つのこと

f:id:potate0023:20181021210001j:plain

 

支援者は利用者の希望を把握し、希望の実現を目的とした支援する必要があります。希望を実現する支援を行うためには、利用者と信頼関係を築き上げ、利用者の考え方や感じ方、価値観を理解し受け入れる必要があります。

利用者のことを理解するためには、支援者に「コミュニケーション」を図る力が必要不可欠です。今回は利用者とコミュニケーションを取るにあたって、大切になる4つのことを紹介します。

 

①言語化する力を身につけること

言語化とは、自分または相手の思っていることを言葉にすることです。言語化が上手にできるようになると、2つのよい効果が生まれます。
 

利用者の思いを周りに伝えることができる

私たちは日々自分の思いを周りに伝えるために、「言語」を用いて表現します。つまり、言語化の技術を高めていくことで、自分の思いを言葉にすることはもちろん、相手の話を聞くことで、相手の中にある思いを分かりやすくかつ伝わりやすく表現することができるようになります。

 

利用者の思いを整理することができる

利用者の思いを伝えるためには、利用者自身の思いを整理する必要があります。言語化は、「思いを整理する」効果もあります。

言語化を通じて、利用者が抱いていた思いを明確にし、利用者自身が振り返ることで、「気づき」が生まれます。気づきによって、気持ちが整理されて落ち着いたり、先の見通しが見えやすくなります。また、利用者の思いを一緒に整理することで、利用者の安心感が生まれ、信頼関係ができやすくなります。

 

②コミュニケーションに慣れること

利用者との信頼は、コミュニケーションを通じて構築されます。支援者は、コミュニケーションの中で、自分の知識や技術を用いて、利用者の希望をかなえるための支援を行います。つまり支援者は、日頃から自然に支援の実践ができるように、コミュニケーションに慣れる必要があるのです。

コミュニケーション方法は、言葉を用いたコミュニケーションである「言語的コミュニケーション」と言葉以外の方法を用いる「非言語的コミュニケーション」に分けられます。

利用者とコミュニケーションを図る際には、伝える言葉の内容だけではなく、伝え方にも意識を向け、利用者が安心と信頼をもってコミュニケーションをとることができるよう配慮することが必要です。

 

③「人」を理解すること

支援者には、固定観念や自分自身の価値観にとらわれず、利用者自身のありのままを受け入れ、理解することが必要です。利用者の状況や感情に関心をもち、いかに理解し、どんな人かと想像する力が問われます。

例えば、障害名や病名を取り上げて利用者の特性を決めつけてしまっては、利用者のことを深く理解することができません。利用者が「発達障がい」や「高次脳機能障害」の診断を受けていた際に、本や研修会から知った「障がいの特徴・特性」だけをもとに支援することは非常に危険です。なぜなら、「発達障がい」も「高次脳機能障害」も症状の内容が多岐にわたり、一様に型にはめることができないのです。だからこそ、障害名や病名ではなく、利用者自身の生活背景や得意・不得意などから、「相手」を理解する支援がよりよいものと言えるでしょう。

身長や体重、誕生月、血液型、出身地などの属性で利用者を判断する支援も同様です。「決めつけ」に基づく支援は、利用者の権利を侵害します

 

④自分の対人関係の傾向を知ること

支援者は、利用者を受容し共感しようとしたときに、「自覚しない逆転移」によって自分の思いや願いを優先させてしまいがちです。その結果、自分自身の思いを利用者に押し付けてしまいます。同情やおせっかい、説教や非難は、その一例です

 

共感には、「利用者の立場に近づき相手の立場に感情移入する」「支援者が利用者に移入した感情を吟味する」という役割があります。自覚しない逆転移は、前者だけで後者を行わないために起こります。

自覚しない逆転移を避けるために、対人関係での自分のくせを理解しするようここと崖ましょう。自分の対人パターンを理解できれば、自覚しない逆転移を引き起こしてしまう自分自身の傾向を理解できます。つまり、支援者の自己覚知にも通じ、利用者の希望や思いを主体とする支援において欠かせないもになります。

 

 

まとめ

ここまで、利用者とのコミュニケーションで大切なことを4つ紹介しました。

支援者は、利用者主体の支援を行うことができるように意識し、信頼関係を一緒に築いていく必要があり、コミュニケーションへの理解を深め、知識・技術を活用していくことは重要と言えます。

しかし、コミュニケーションには、支援者自身の個性や経験も関わってきます。言ってみれば、日々の支援の中で、利用者からの学びが大切であるのでしょう